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 少し脱線してしまいますが、人間を動かす最大の力は我欲や金銭欲ではなく「夢」だと私は考えています。人類が「夢」見た多くのものは、たとえそれが、その当時はまったく荒唐無稽に見えたものでも、後年、近いかたちで現実のものとなってきたからです。  

  人類は月旅行だって手に入れました。身近な例では、携帯電話や飛行機だって、かつては荒唐無稽な「夢」だったはずです。携帯電話はテレパシーという「夢」を実現したものですし、飛行機やリニアモーターカーは、『ドラえもん』の「どこでもドア」という瞬間移動を可能にする「夢」を擬似的に実現化したものではないでしょうか? 半日で地球の裏側に行けるなんて「どこでもドア」以外のなにものでもありません。

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 まず最初にiPS細胞再生医療とはなにか? どうして再生医療が「夢」の医療と呼ばれているのか? を理解していただくことが大切だと考えています。

 京都大学の山中伸弥教授のiPS細胞に関するさまざまな研究成果ニュースは、マニアックな分子細胞生物学という分野であるにも関わらず、センセーショナルな報道がなされ、その影響により再生医療というフレーズの社会的認知度が、飛躍的に向上しました。

 しかし、再生医療とはないか? その基本概念を細胞分裂や発生学からわかりやすく、詳細に解説した書籍が残念ながらありませんでした。結果、再生医療を商売や宣伝に利用するという動きも活発になり、再生医療から生まれた化粧品、再生医療を取り入れた最新の治療…などなど百花繚乱、宝石混交の情報が飛び交っています。その結果、ますます再生医療に対してみなさんが正しい知識を持てていないようです。

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