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核酸

こんなにすごい!核酸の効能5選を紹介します

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1.老化を予防し、美肌作用を促進する

 

 ほとんどの細胞は新陳代謝によって新しい細胞に生まれ変わります。その期間は平均して約200日ですが、もっと早いサイクルで新陳代謝が行わレッル部位もあります。

 

 たとえば、大気中のほこりや細菌、有害物質、そして紫外線の影響を絶えず受けている皮膚です。皮膚の表面には、角質層と呼ばれる細胞層があります。この角質層は、核酸を利用して4週間前後で新しいものに生まれ変わり、内側の組織を鎧のように保護しています。

 

 髪を成長させる毛母細胞の新陳代謝は目まぐるしく、毎日50〜60本もの髪が生まれ変わっています。さらに精子は3〜10日周期で生まれ変わりますし、消化管で消化された栄養素を吸収して血管内に送り込んでいる小腸では、毎日30g程度の細胞が新たに作られています。

 

 このようにして、新陳代謝がより活発な部位ほど、細胞分裂を司る核酸の効果がより早く現れてきます。実際に、食生活の中で核酸を多くとっている人や、核酸の健康食品を習慣的に摂取している人の多くが、「シミやソバカスが薄くなった」「シワが減った」「たるみが目立たなくなった」といった肌のトラブルの解消、若返り効果を実感していることが報告されています。

 

 ほかにも、核酸には腸の発育を亢進し、絨毛の成長を促す効果があるため、慢性的な便秘の解消に役立ちますし、毛母細胞が活性化されて白髪や抜け毛の緩和・改善に有効です。

 

 また、生殖細胞を活性化することによって、最近中高年男性のみならず若い男性の間にも増えているED(勃起不全)の改善にも優れています。

 

2.末梢血管を拡張し、血行を良くする

 

 心臓から送り出された血液は、動脈を通って身体の隅々に行き渡り、全身の細胞に酸素や栄養素を供給しています。そこで、不要になった炭酸ガスと老廃物を受け取り、今度は静脈を通って心臓に戻ります。

 

 ところが、血管が動脈硬化を起こして狭くなっていたり、組織に直接血液を送り込んでいる毛細血管に血栓(血液中の血小板やタンパク質が結合してできる血液の塊。血管内にコレステロールが付着するなど何かしらの異変が生じたときに、血小板が結合して血液凝固反応が起こる)が引っかかって血液の通り道がふさがると、細胞に酸素や栄養素が届かなくなってしまいます。

 

 この現象が脳の中枢部で起こると脳梗塞や脳血管性痴呆症、心臓の筋肉を動かしている血管で起こると心筋梗塞といった重大な事態を招いてしまうわけです。

 

 核酸を構成する成分のアデノシンには、末梢血管を拡張させる強力な作用があり、動脈硬化が引き金となって起こる脳卒中や心筋梗塞、認知症、高血圧を改善に導きます。アデノシンに加えて、同じく核酸成分のAMP(アデニル酸)とATP(AMPに2個のリン酸が結合したもの)、そしてアデノシンには血小板の凝集反応を強力に抑える作用が認められています。つまり、血行促進と血栓予防の二段構えで循環器疾患全般に効果が期待できます。

 

 さらに、全身の血液循環量が増えることによって冷え性が改善されますし、うっ血が取れてこりや痛みの原因となる乳酸や疲労物質が流れることによって肩こり、腰痛が治り、疲労回復効果がもたらされます。また、胃腸の血液量も増加するので、消化活動が順調に行われるようになります。

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3.抗酸化作用

 

 核酸を構成する数種の成分には、遺伝子を傷つける活性酸素を除去する、すなわち抗酸化作用が認められています。研究データによると、ほとんどの核酸関連物質が、一般に抗酸化作用が強いことで知られているビタミンEよりも、さらに強力な抗酸化作用があることがわかります。

 

 抗酸化作用は遺伝子の突然変異に端を発したガンの発生を未然に防ぎます。さらに核酸には、血液中のコレステロールなどの脂肪酸や、眼球(主に水晶体や網膜)に含まれるタンパク質が活性酸素によって酸化されるのを防ぐ作用も示します。

 

 血中悪玉コレステロール(LDL)が酸化されると動脈硬化や血栓の発生につながり、水晶体の酸化は白内障をはじめとした目の病気に直結します。したがって、強力な抗酸化作用をもつ核酸亜はあらゆる循環器疾患や白内障の予防・改善にも効果的です。

 

4.ダイエットや糖尿病の予防・改善

 

 ダイエットの基本は適度な運動と良く言われますが、その理由は新陳代謝を活発にすることにあります。運動によって体内に蓄えられた糖(グリコーゲン)の分解が進むと、そこから熱が発生し、さらにエネルギーを生み出すための酸素が消費されます。その結果、脂肪が燃焼されて、効率良くエネルギー代謝を行うことができるのです。

 

 核酸は新陳代謝を支える大切な物質です。核酸が十分蓄えられていれば、新賃代謝が活発になりますから、必然的にダイエットできるわけです。核酸の成分の中でも、特にダイエットに役立つ成分はアデノシンという物質です。

 

 また、アデノシンにリン酸が3つ結合したATPにはインスリンの分泌を促す作用があり、糖尿病にもいいです。核酸、特にアデノシンには糖の吸収を遅らせる作用(糖の1%濃度で有意に糖吸収を抑制)があるため、ダイエットのみならず糖尿病にも有効に作用します。普段の食事や間食を食べる際に核酸を一緒に摂ることをオススメします。

 

5.その他

 

 核酸には、白血球を中心とした免疫細胞(リンパ球、顆粒球、単球)を活性化する作用があります。

 

 これらの免疫細胞は、体内に侵入してきた細菌やウイルスを封じ込めたり、ガン細胞を撃退したり、腫瘍化した細胞やウイルスに侵された細胞を自殺に追い込む(アポトーシス誘導)心強い護衛部隊です。これらが増強されることで、ガン、生活習慣病、アレルギー疾患をはじめとした、あらゆる病気の予防・改善につながります。

 

 また、アポトーシス誘導とうメカニズムには、ガンのみならず、自己免疫疾患(リウマチ、Ⅰ型糖尿病、膠原病など)の改善にも有効であることがわかっています。

 

 さらに核酸は、脳の神経細胞の成長に直接関与し(成長因子として樹状突起、軸策突起の成長を促す)、また、RNAは脳の中に大量に存在するRNAを増加させる、神経伝達物質(脳の情報伝達を支える化学物質)を受け取る細胞の受容体(レセプター)の働きを活性化するDHA(ドコサヘキサエン酸、魚油に多く含まれる不飽和脂肪酸)を増やすなどの働きによって、記憶力の低下すなわち物忘れを防ぎます。さらには、認知症といわれる病的なボケの予防にも有効です。

 

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