不思議Labo

遺伝子ってなに?iPS細胞ってなに?

iPS細胞と再生医療 iPS細胞について

iPS細胞と再生医療が拓く夢

投稿日:07/07/2015 更新日:


Sponsered Link

 

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)胚性幹細胞(ES細胞)などの万能細胞クローン生殖補助医療技術、そして再生医療。一見、難しそうな言葉が並んでいますが、けっそてそんなことはありません。

 みなさんも子供の頃に経験されたことがあるはずですが、転んで膝小僧をすりむいた、気づかないうちにその傷は治ってしまっていたのではないでしょうか。永遠にすりむいたところが痛んで出血し続ける、などということはなかったはずです。

img004

「どうして傷は治るのかな?」「治る傷と治らない傷の違いってなんなんだろう?」。とってもばかげた質問のように聞こえます。「そりゃ、すり傷やかすり傷は治るけど、肉までむきだしになったような大怪我をしたら、ときには死んでしまうかも」。こんな答えが返ってきそうですね。

Sponcsered Link

 はたして、どこまでが治る傷なのか? どこからが死に至るケガなのか? そんな単純な質問を知るために分子生物学者たちは日夜、研究を続けています。

 そして、iPS細胞という正規の大発見も、最初はこんな単純な疑問から出発したのです。傷が治るためには、細胞レベルで再生、自己修復されなければなりません。われわれの肉体を構成している細胞の働きを知ると、「なるほどそうなのか! これが細胞なのか!」「不老不死って?」「病気って?」「がんって?」などの謎が解けてくるのです。

このサイトの大きなテーマは「細胞と医療」です。次世代の医療はどうなっていくのか? 10年後、20年後、どういう医療が実現されているのか? その答えを探るため、多少おおげさに見える「夢」であっても、実現可能な「夢」ならば、その可能性をどんどん掘り下げて解説していきたいと思います。 

unnamed

Sponcered Link

-iPS細胞と再生医療, iPS細胞について
-, , , , , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

変わらない遺伝子、変わる細胞

Sponsered Link これまで細胞についていろいろお話してきました。受精卵は非対称性の細胞分裂を繰り返し、いろいろな役割をもった細胞を200種類以上つくりだします。その後、これらつくりだされた …

no image

遺伝子を操作する技術

Sponsered Link  今世紀のもっとも偉大な発見である万能細胞、iPS細胞が体細胞に数種類の遺伝子を導入することによって作製されることは、あまりにも有名な事実です。もちろんこのiPS細胞を作 …

no image

がん研究から生まれた万能細胞

Sponsered Link  万能細胞が発見される以前に、がん細胞に万能細胞があるかどうか検討されていました。そもそも哺乳類の受精卵が細胞分裂を繰り返したきわめて初期の段階である初期胚は、とても小さ …

no image

がん細胞と万能細胞の関係

Sponsered Link  がん細胞とは、たんに①無秩序無制限な増殖(不死化)をするだけでなく、②自分とは違ったものに分裂する能力、すなわち非対称細胞分裂を獲得してしまいます。がん化していない通常 …

no image

再生医療の定義〜再生させる医療と再生医療の違い〜

Sponsered Link  これまでは、細胞の基礎的な内容をお話ししてきました。そして再生医療と深く関わりのある幹細胞、ES細胞、iPS細胞などの基礎についても学んできました。それでここからは、再 …